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「うん。分かった」
僕はその様子が可笑しくて、ほんのり笑いながら言った。
この後、如月くんと楽しく昼休みを過ごした。
***
―放課後、部活にて。
優人のピッチング練習でのこと。
「ねぇ、き……優人。今日の帰り、優人の家、行っていい?」
いつもの場所で別れるのも、何か嫌になって言ってみた。
「あっ、いいな。一度来てほしいと思ってたんだ」
優人はニカッと笑って言った。
優人の家ってどんなだろうか。
あまり気にはしないが、楽しみという気持ちを、心の中にしまっておいた。
僕が優人の家に行くことが分かってから、球のスピードが上がった。
僕の勘違いだと思うけど……。
その後、優人の球を受けた後、チームで様々な練習をした。
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