友達でいること

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「いい友達ね」 母さんは言った。 「うん。……それより、寝ていい?」 いい友達だと分かったのはいいけど、頭がややボーッとしてきた。 「ご飯食べて、お風呂入ってからね」 母さんの言う通りにし、いつもよりも早く布団に入った。 目を閉じると、今日の出来事が朧気に見えた。 すると、 ブーブーブー…… 誰かからメールが送られてきた。 どうやら優人からのようだ。 『松谷、大丈夫か? 明日は8:00~12:30に野球部の練習あるけど、無理するなよ。 休んでも構わないからな。 行くなら荷物はいつも通り。 じゃあまた』 『優人ありがとう。僕は大丈夫だよ。ただ、明日の練習は休むと思う。練習頑張ってね』 僕はそのように返信をし、就寝した。
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