友達でいること

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如月side 支度をしてる時だった。 ブーブーブー…… 誰かからのメールが来た。 松谷からだろう、そう思って確認すると、やはりそうだった。 今日の部活は休むとのこと。 練習来ないのか…… 寂しさが心を埋め尽くした。 早く治せよ、その思いを込めて指を動かした。 松谷の笑う顔がふと浮かんだ。 そのことで、何故か心の寂しさは温かい何かによって溶けてなくなった。
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