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ハクオロ
「最初が肝心だからとああ、フォークがっ最初が肝心だからと大事をとっただけだ」
オボロ
「フォーク?
おお、そうか。なら、いいんだ。ああ、そうそう、ついでっていっちゃあなんだが、チキナロのやつから
何か手紙を預かってきたぞ。なんでも報酬の見積とか期限がどうとかっていってたなあ」
ハクオロ
「見積もり?見積もり……あ、しまった。
今日中に報酬を渡す手続きをしなければならなかったんだ」
オボロ
「ちょっとまった!休んでなければダメだろう」
ハクオロ
「いやいやそうはいっておられん。契約は信頼の上で成り立つ。多少具合の悪い程度で期日を破るわけには
いかんのだ。」
オボロ
「さっすが力也。いや、それでもだめだ。こっちとしても兄者に無理させるわけにはいかん」
ハクオロ
「一日でも遅れたら違約金として3割上のせさせられることになっているんだ。やるしかなかろう」
オボロ
「そうだとしても、こちらとしてもは、兄者の安静の方が大切だ」
ハクオロ
「ええい、ぶっちゃけベナウィ浪川に上乗せされた分を私の小遣いから捻出させられるんだ。見逃してくれ
」
オボロ
「浪川はダメだ!ここで見過ごしたらエルルゥにボロボロ…誰がボロボロだぁ!!!!
いや、怒られるんだ。見逃すわけにはいかない」
ハクオロ
「ああ~、浪川どうしよう!」
オボロ
「浪川だと!」
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