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魁「斗真もさっきゆうとったけど、この辺りには神社とか寺とかないねんな。何でかわかる?」
斗「え?たまたまじゃねぇの?」
何か嫌な予感がしてきた。
魁「いや、故意にやで。だってここに通ってる奴等の大半はああいう場所苦手やからな」
斗「そ、それって…」
魁「うん。ここに通ってる奴等の大半は妖怪や」
うわあああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!まじか!?妖怪!?え!?神社とか寺とかないから、安全だと思ってたのに!!あ、よく考えたら俺の地元の友達神獣系ばかりだから、それ以外に妖怪がいるの忘れてたわ!!
斗真が心中で混乱していると、魁人がゆっくり顔を近付けてきた。
魁「ということはな、つまり俺も」
魁人が耳元でしゃべる。
魁「妖怪やねん」
斗「?!」
ちょ、今何したああああああ!!!!!!!!!!
今首ペロッて!?
ああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
斗真絶賛混乱中。
斗「か、魁人今何し」
魁「しー」
大声をだすと魁人に戒められた。
気づくと前を歩いていた生徒たちが振り替えって斗真たちを見ていた。
斗「す、すみません…」
混乱し過ぎて忘れかけていたが、今は学校案内中。
でもどうやら、一番後ろを歩いていたためさっきまでのやり取りを見られてはいないようだ。
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