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智「斗真?どうした?」
先程の斗真の大声を聞いて、前の方で友達づくりに励んでいた智輝が戻ってきた。
そういや、智輝は人間だけど、ここの生徒が妖怪だって知ってんのかな…
斗「な、なぁ、智ちゃん、」
智「なに?」
斗「智ちゃんって、その、どうしてこの学校に入ったんだ?」
もし知らなかったらアレなんで、それとなく遠回しに聞いてみる。
智「あぁ、修業のためだよ!!」
斗「…シュギョウ?」
違うよな?断じて違うよな?まさかアッチ系の仕事のとかではないよな?
智「あぁ、妖怪祓い屋の修業!!」
斗「…フッ」orz
智「えっ!?と、斗真!?」
そうか、そうなのか。期待を裏切らない答えをありがとう智ちゃん。知らなかったのは俺だけなんだね。妖怪たちから離れたくてこんなとこまで来たのに、実はそこが妖怪たちの巣窟だったとか。もう悲しいを通り越して逆に笑けてくるわ…あははははははははははは
智「斗真!?どうした!?戻ってこい!!」
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