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学校は午前中で終わり、寮に帰った。
智輝は自宅登校なので途中で別れ、魁人と二人きりになったときに魁人が吸血鬼だと聞いた。
斗「き、吸血鬼ってやっぱり人の血吸うの…?」
魁「そりゃ、吸わな生きてかれへんもん。」
斗「デスヨネ!!」
しかし聞いてみると、さすが妖怪の学校なだけあってサポートがすごいらしい。なんでも人工的に造った、血と類似した飲み物を配布しているそうだ。
魁「そのお陰で死ぬことはあらへんけど、やっぱり味が本物より落ちてまうんよ~やから、旨そうな血を見るとつい食べたくなるんや」
と、横目で斗真を見てきた。
斗「へ、へぇ~そうなんだ!!」
なんかやべぇ。もしかしてあれか!?学校案内の時首筋舐めてきたのは血を吸おうとしてたからなのか!?や、でも俺の血なんて美味しいわけが…そう言えば俺よく蚊にさされるわテヘペロよし、油断しなければいいよね!!っていうか友達がそんなことするわけないよね!!気のせいだ。気のせいだよね!!
魁「斗真はーん、ちょっと戻ってきて~」
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