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?「あぁっ、悪い、大丈夫か?」
優しいことに、ぶつかられた人は、勝手にぶつかって勝手にこけた斗真に手を差し出してくれた。
斗「すんません!!大丈夫です!!」
斗真は手を取り立ち上がった。
その時初めてその人とめがあった。
斗(うわ、超絶イケメン!!)
その人は真っ黒い髪に真っ黒い目、白い肌に高身長という超絶美人な方だった。でもだからといって女っぽいという感じはせず、まさにクールビューティーという感じ。
そんな事を思っていたら、突然、手をつないだまま見つめていたのを思い出した。
斗「あの、有難うございましたっ」
慌てて手を離そうとする。
しかし、
斗真(あれ?離れないんだけど?)
相手は手を握ったまま微動だにせず自分をじっと見ていた。
しかも顔がほんのり赤い気がする。
斗(あれ?もしかして実はものすごい怒ってる!?どうしよ…せっかくの高校デビューがあああああ!!)
斗真は勇気を振り絞ってもう一度話しかけてみた。
斗「あの…怒ってます…?」
半泣き状態で。
?「え!?あ、ごめん、怒ってないで!?」
その人は慌てたように手を離した。
斗「よかった!!でも本当にごめんなさい」
?「いや、ほんまに気にせんでええよ。後、君1年やろ?同い年なんやから敬語使うのやめようや~」
斗「うん。」
斗(何かすごくいいかんじの人だなあ~でもこの人関西弁…完全に俺のクールビューティーっていうイメージ崩れた…………ん?ちょっと待てよ、これもしや友達を作るチャンスじゃねぇか!?)
そう思った斗真は取り敢えず名前を聞いてみた。
?「俺?俺は纐纈魁人っちゅうねん!!仲良うしたってな!!君は?」
斗「俺は神流斗真!!こっちこそよろしく!!」
こうして斗真は一人目の友達を見つけたのだった。
~斗真の心中~
やったあぁあああああああぁあ!!!!!!!!!!!!!!!友達が出来たぜええぇえぇええええぇええ!!!!!!!!!
でも、この人の雰囲気…もしかして…??いや、気のせいだな!!だって見た目普通に人間だし!!っていうか、あれだぞ!?久しぶりにできたんだぞ!?この俺に、友達が!!まじで学校、遠いとこ来て良かったあぁあああああああぁあ!!!!!!!!!!!!!!!友達友達友達友達友達友達ともd((殴
柳沢様に魁人を描いて頂きました!!イケメンヤヴァイ
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