はじめてのともだち

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魁「斗真はよ席座ろ」 魁人は斗真の手を引っ張って席に向かった。 その時、斗真を赤い顔で見ていたクラスメート達に魁人は睨みをきかせていたが、恥ずかしさのあまり顔を伏せて歩いていた斗真は知る由もない。 斗「もう駄目…穴があったら入りたい」 魁「そんな気にしたらあかんよ~」 席に座った斗真は魁人に慰められていた。 するとそこへ、クラスメートの一人が声をかけてきた。 ?「なあ、君の名前って、神流斗真だったりする?」 斗「は?……そうだけど…?」 ?「やっぱり!!うわぁ~久しぶりだな!!」 そう言ってそのクラスメートは手を握ってブンブンと振ってきた。 斗(は?ちょ、こいつだれ?)
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