序章

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あれは、高校1年のクソ暑い時期だった 俺の人生を180度を越え、379度変えた最悪の日 俺から、両親を奪い 俺から、日常を奪った それは、黙示録の最後に書かれた終焉を告げる言葉のように俺の中で五月蝿く響く悪夢(ナイトメア) そう、この日を境に俺はゴーストが見えるようになり この日を境に、他人と眼を合わせられなくなってしまった 誰もが無意識に見える異次元を、この瞳はハッキリと映す  
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