( ＾ω＾)は狭間に揺れる波のようです

白と黒

( ＾ω＾)｢いいトウモロコシができそうだお｣

一息つき、満足気に畑を眺めている。
日はかなり傾き、ブーンの影も長くなびいていた。

( ＾ω＾)｢よし！片付けるお｣

クワを右肩に担ぎ、器用にジョウロと肥料の入ったバケツを左手で持って、小屋へと向かっていった。
疲れているはずの足取りは軽やかだ。

一通り整理して小屋から出ると一番星が瞬いていた。

( ＾ω＾)｢もうこんな時間かお｣

( ＾ω＾)｢帰るかお｣

畑を背に、ボロ屋が並ぶスラム街へ帰っていった。