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「――はぁ…死にそう」
血が足りなくて足がふらふらする。
おじさんは寝てるし、僕も髪を乾かして寝よう。
篠原さんの部屋に行き、ベッドに座る。
篠原さんの部屋、必要最低限の物しかないや…
ベッド、勉強机、資料棚、スタンドミラー、クローゼット。
あとは細々としたものはあるが大体こんな感じ、
シンプルだよなぁ。
ああ、でも
スタンドミラーに映る篠原さんの風呂上がり姿は可愛い……
ああぁー!!
すみません篠原さん。
今邪な目で見てしまいました…
明日は早く起きて準備しよう…
篠原さんの無遅刻無欠席を守らなければ…!
「流香ー…明日の朝ご飯は和食がいいんだが」
「おやすみなさい!」
そうか、朝食も作らないといけないのか……
篠原さん大丈夫だったかなぁ。
――その頃の篠原流香。
ふむ、男の身体は保険の授業で見たが幾分か違うな……
この部分とか特に感触とか不思議だ。
「六斗ー?何時間お風呂入ってるの、のぼせるわよ?」
「ああ、わかった」
ふむ
これは、中々興味深いな。
また明日にでも月見里に訊くか…
お風呂で男の身体を研究していた。
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