手品師と少女

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昔々の その昔 ある星 ある国 ある街に それはそれは 美しい少女が 居ましたとさ 美しさ故 自宅には 毎日 毎日 男らが 宝石やら ドレスやら届けて 求婚した しかし少女は 目もくれず それこそ プンプン 怒り言う 「お金を出し 気を引こうなんて まるで競売」 そんな美少女は 幼い頃より 魔法に憧れ 大好きで 貢物を 一蹴にすると 魔法使いの本を読み耽った
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