ヴァナヘイム王国

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華の城下街 ブロサミア ヴァナヘイムの首都であり、ヴァナヘイム王家の居城、ブロサミア城がある城下町。 この国特有の花、ブロッサムが咲き乱れ、その桃色の花びらが舞い散り、人々が穏やかに暮らす様から華のブロサミア。華の城下街という二つ名がついた。 近くにはブロッサムが群生する王家の土地、「ブロサミアの花園」があり、基本的に国民に解放され、賑わう。城の裏側に空停がある。 西の国境 ベチニュア ムスペルに接する西側の国境の街。ヴァナヘイムとムスペルは同盟条約を結んでおり、比較的治安がいいが、もともと、ブロサミア軍の国境の砦を街に転用させた経緯から物々しい外見でもある。 そういった経緯から今でも西の砦と称する者もいる 空停の国境 ルーベリィ ムスペルに接する東側の国境の街。ベチニュアのように元から国境の砦があったわけではなく、新しく国境に作られた街。スプェン地方とサムロル地方を股にかける最大の大陸、グレードブロムスの中央地域付近に空停を設ける計画で最適地がこの国境付近のみだったため、ヴァナヘイムとムスペル間で協議し、もう一つの国境の街として開拓された。しかし、この街からムスペル側の首都へ抜けることができないため、ディランまでの特別な旅券を発行している 旅行者の交差点 ディラン 二つの国境の分岐点の街。ルーベリィ空停からヴァナヘイムとムスペルの首都へと分岐する街でもあるため、旅団のほとんどがここで別れることが多いため交差点というあだ名がついた。ここからブロサミアへ向かう街道には関所があり、許可を経ていないムスペル人が首都へ入っていくのを防いでいる。 世界の台所 チャリオ チャリオット海峡の入り口を挟んで栄える食料貿易の最重要拠点。全ての食物はここから各地へ運ばれることから世界の台所と名高い。ヴァナヘイムで一番の貿易港であり、北の港では主に首都へ送られる食材の輸入。南の港へは大陸で作られた作物を輸出する役割を持つ。 互いの港へは巨大な橋、チャリアン大橋を渡ることで行き来する。
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