ムスペル共和国

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灼熱の入江 ソウレット 以前は人が多く集まっているだけのなんの変哲も無い土地だったが、三大義賊のひとつ、紅蓮の峰の介入により、巨大なリゾート兼貿易港へと変わり、食品貿易もディランに追いつく勢いの新興都市にしてムスペルの中心地 山賊の縄張り マンジュアイランド アイランドとは名ばかりの水が地表に一滴もない枯れ果てた街、もとい集落。陸の孤島と化していて、火山から湧いた硫黄の含まれた水を漉して飲み水としている過酷な土地。紅蓮の峰の取り仕切る山賊の街にして街を逃れたものの最後の救いの地。 西の国境 ベチニュア ヴァナヘイムに接する西側の国境の街。ヴァナヘイムとムスペルは同盟条約を結んでおり、比較的治安がいいが、もともと、ブロサミア軍の国境の砦を街に転用させた経緯から物々しい外見でもある。 そういった経緯から今でも西の砦と称する者もいる 空停の国境 ルーベリィ ヴァナヘイムに接する東側の国境の街。ベチニュアのように元から国境の砦があったわけではなく、新しく国境に作られた街。スプェン地方とサムロル地方を股にかける最大の大陸、グレードブロムスの中央地域付近に空停を設ける計画で最適地がこの国境付近のみだったため、ヴァナヘイムとムスペル間で協議し、もう一つの国境の街として開拓された。しかし、この街からムスペル側の首都へ抜けることができないため、ディランまでの特別な旅券を発行している 眠りし漁村 ベンバー 小さな漁村があるだけの寂れた土地。マンジュ火山の麓に近い場所で、過酷な環境故に若者がソウレットへ逃げるように出て行き、老人が残る様から眠っているように静かと言われてる。
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