世界構成

3/3
前へ
/45ページ
次へ
三大義賊(アウトロートライ) 陸海空をすべる三人の伝説の義賊が起こしたとされる盗賊団のこと。空の空賊、漆黒の翼。海の海賊、蒼海の潮。陸の山賊、紅蓮の峰。の3つがそれに該当し、それぞれが空賊、海賊、山賊の頭として君臨している。 空賊、漆黒の翼 頭領、藤林しろがね 空を統べる三大義賊の一つ 不殺の掟というものがあり弱きからは決して盗まず、悪から一滴も血を流さず盗むという行いから平民にとても支持を得ている。彼らが追い求めるのは金より夢と浪漫であり、そのせいか現実的な山賊とは反りが合わず、今でも犬猿の仲のものたちもいる。 海賊、蒼海の潮(アイフリード) 頭領、四十二代目アイフリード (ディッグ・アイフリード) 海を統べる三大義賊の一つ、多くのならず者たちが海から空を目指し空賊になったのに対し、海賊はひたすら海にこだわる者たちが集まりできた。蒼海の潮は三義賊の中で最も古くから存在する伝統ある海賊で、初代のアイフリードから頭領が名前を引き継いでいる。そのため、彼らのこと自体をアイフリードと呼ぶものもいる。空賊と山賊の仲のせいで、彼ら二つの組織の橋渡し的な立ち位置にいるのが海賊で、漆黒の翼と紅蓮の峰を交渉の席に立たせるのはアイフリードだけと言われている。 山賊、紅蓮の峰 頭領、バオウ 元々外れ者が多い空賊、海賊と違い、都から追い出されたり村を魔物に壊滅させられたものが自治のため寄せ集まったのが彼ら。山賊といっても昔とは違い今は山に住んでいるわけではない。彼らは地方の権力者と結託しマフィア的な事をして財をなしている。紅蓮の峰は陸を統べる三大義賊の一つで山賊たちのほとんどがこれに加盟している。金に強欲で、生きるためならどんな汚いこともやるという集団である。
/45ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2人が本棚に入れています
本棚に追加