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賑わう駅前を一人で歩く。 イルミネーションが鮮やかなのも今日までか…。 まっすぐ帰ると姉にどやされるだろうなと思い、なんとなく公園のベンチに腰かけ街並みを眺めた。 笑い合うカップル達が行き交う。 ふわふわと幸せそうなオーラをばらまいて、まったりと甘い夜を過ごすんだろう。 クリスマスは誰にもやってくる…。 「僕には来ないな…。」 僕はふと思い出し、店長にもらった小包を開けた。
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