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「メールの宛先…間違えてるよ。」 「えっ!?……………ぷっ…アハハハハ!」 僕はなぜだか笑いが止まらなくなった。 そんな僕につられて志保も笑い出す。 ガクガクと震える冷え切った体も笑っていると温まっていくようだ。 「アハハハハ。ダセーな、僕って!」 「アハハ、本当!ダサくて、一途で、優しくて…誰よりかっこいい………遠野くん?」
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