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ある日20代の母親が4歳くらいの子供を連れて店にやって来た。
子供は店内をバタバタ走り回っていた。
店員は
「危ないですよ」
と母親に注意したが
「ごめんなさ~い。うちの子元気だからぁ~」
とまったく反省していなかった。
案の定子供が転倒すると母親が血相を変えて
「ちょっと!!こんなちっちゃい子がいるのわかってたじゃない!!なんで見ててくれなかったの!?大怪我したらどうしてくれるの!?店長呼びなさいよ!!」
とわめきだした。
母親の言い分を聞いた店長は
「失礼ですが、お子様を見るのは保護者であるあなたの役目ではないでしょうか?今後同じように大怪我したら痛くて泣くのは、あなたではなくて子供さんです。子供さんが大事ならしっかり言い聞かせて下さい」
と言う内容のことを早口で優しく言うと、周りのお客さんから店長が正しいと言う野次が飛び、母親は顔を真っ赤にして出ていった。
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