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だけど当のうみ本人は全然颯太のキモチにきづいてもいなかった。 そして彼女というのは 麻井 凜。 噂の彼女と言ったようすだ。 彼女は持ち前のプロポーションを見せつけるような体のラインがハッキリとでるワンピースを着ていた。 ついついスラリと伸びた長く白い足にくぎ付けになる。 「…おまえ、顔やらしい」 颯太に指摘されハッとにやけた顔を引き締める。 ばちりと一瞬うみと凜の視線がぶつかった。 (うわ、やらしい発言聞こえたかなぁ。私変態に思われちゃう!?) 「まぁまぁ凜ちゃんまた痩せてなぁい? 凜ちゃんが綺麗なのは凄く嬉しいけどなんだか細すぎて折れそうだわ… 私みたいにもっとたべなきゃね」 自分のお腹をポンと叩いてうふふと笑ううみの母。 「心配してくださりありがとうございます、 私も体調を崩さないようにしっかりきをつけようと思います …ところでそちらの方ってもしかして…?」 ちらりと私をみる凜さん。 (きゃぁ~っこっち見てるよ目があったあ。心拍数がハンパなーい!)
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