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ずっと神楽を抱き締める宮路
夕日が沈み暗くなる
神楽を放す
手を繋ぎ家に帰る
夕食を食べ風呂に入る
式「帰り遅かったけど寄り道か?」
宮路「ちょっとね」
式「姉さんに隠し事?」
宮路「俺だって言いたくない事あるよ」
式「へぇ~わかった」
式はなにかわかった顔をしていた
縁側
宮路「はぁ……」
縁側で座る
玲「姉さんが呼んでますよ」
宮路「姉さん?」
玲「神楽姉さんの事です」
宮路「神楽が?」
神楽は神棚がある部屋にいた
宮路「神楽どうしたの?」
神楽「宮路さん……あの……さっきはどうしたのかなって」
宮路「あ…………うん……あの……なんていうか神楽を抱き締めたくなって」
神楽「そうでしたか」
宮路「なんだろう。今まで神楽に甘えていたけどあの時は神楽を抱き締めてあげたい。神楽を弱い女性としてみていた」
神楽「あたしをですか?」
宮路「神楽……また抱きたい」
神楽「いいですけど条件があります」
宮路「なに?」
神楽「あなたを抱き締めさせて下さい」
宮路「いいよ」
神楽は宮路を包み込むように抱いた
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