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神楽を見つめる
自分だってドキドキしている
今にも心臓が張り裂けそうだ
宮路「神楽……外に来てくれないかな?」
神楽「はい」
神楽を外に連れ出した
宮路「神楽……」
手を差し出す
神楽は掴む
ゆっくりと歩きだす
無言のまま歩く
神楽はわかっていた。それが自分に対する愛情表現であると
宮路に寄り添う
宮路「……」
我慢して震えていた手
神楽は前に立ち宮路の腕を引っ張り抱き寄せる
再び二人は抱き合う
我慢していた手が自然と彼女の頭へ伸びる
そして頭を優しくなでる
宮路「す……好きです」
神楽「はい♪」
神楽は頬を擦り付けた
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