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父「だがな、無理して家を継ごうとするな。確かに家は昔から続く神社だ。それを無理して続けても悲しみが増え神社の意味を失う、神社は互いに幸せになるために存在する。お前や式が途中で投げ出したくなったらいつでも投げ出していい。その代わり幸せな人生を歩め」
宮路「親父……」
父「時間はたくさんある。ゆっくり考えろ」
病院に向かった父
どこか寂しそうな背中
父の言葉を気にしながらも祭の準備をする
神楽の着物の事などすっかり忘れた
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