10人が本棚に入れています
本棚に追加
/160ページ
父「わかったな」
宮路「……」
父は部屋を後にした
宮路は静かに立ち上がると外に出た
式「宮路…」
宮路「来ないでくれ!!一人にしてくれ!!」
姉に声を荒げる
前に神楽と来たことがある丘
痛む膝
宮路「俺は…どうして姉さんや神楽の期待に答えられず迷惑かけてばかりなんだ!!」
泣き叫ぶ
後ろからだれか来ていた
神楽だと思った
宮路「来るなって……母さん」
母「宮路」
母が宮路の膝を掴んだ
母「いい、家の事を全て捨てろって意味じゃない。大事な息子を傷つけ苦しむ姿をみたくないだけ。さぁ帰ろう」
宮路「やだ」
母「じゃあしばらくここにいようかな」
宮路「どうして」
母「あの二人と約束したから」
神楽と式の事だとすぐ理解した
最初のコメントを投稿しよう!