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夕方
幸村「姉さんと楽しめよ」
宮路「あぁ」
神楽「さようなら」
帰宅後
宮路「ただいま」
式「宮路!」
宮路「姉さん!ただいま」
式「お帰り、一年ぶりだね」
宮路「うん!」
無邪気に姉さんに甘える宮路
式はショートヘアーで神楽と似てる感じだがあっさりとした部分がある
神楽「始めましてあたしは」
式「話は聞いてる。神楽さんね、あたしは式、一応宮路の姉……かな」
ぎこちない
宮路から事情を聞いていた神楽は静かに微笑んだ
式「宮路、ちょっといいかな」
宮路「え?うん」
二人は家の裏へ
神楽は夕食の支度に向かった
式「宮路、あなた見つけたのね」
宮路「かもしれない。けどまだハッキリ神楽を受け入れる事が出来ないんだ。ごめん……」
式「謝ることない。お前が幸せになることがあたしの幸せだから」
宮路「姉さん、姉さんはさ……今の学校を卒業したら母さんのあとをついで巫女になるの?」
式「もちろん。それがあたしができる恩返しだから」
宮路「姉さん、無理してない?もういいんだよ。姉さんはさ……姉さんはさ……」
言葉が出ない
大好きな姉さんといたい。けどそうしたら姉さんの幸せが逃げて行くんじゃないか
そう考えてしまう
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