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神楽「宮路さん……あたしの年齢聞いて驚きました?」
宮路「うん、けど、俺が神楽の事を好きって気持ちは変わらないよ。たとえ10年後も100年後も変わらない」
神楽「宮路さん110歳以上生きるつもりですか?」
宮路「ばか、例えだよ」
神楽「わかってます」
宮路「神楽・・言葉じゃ上手く伝えられない」
神楽「どう伝えてくれますか?」
宮路は顔を近づける
宮路「……」
神楽「……」
二人は唇を合わせた
無機質な唇同士の重なりあいなのに何故か甘く感じた
宮路「俺からのファーストキス……大好きな神楽にあげちゃった」
神楽「宮路さん……あたしの……奪われちゃった」
秋の風で揺れる神楽の黒髪が一層美しさを引き立てた
宮路「……」
神楽「宮路さんあたし……あなたと出会えて良かった」
宮路「神楽……俺も神楽と出会えて良かった。最初に好きになっ女性が君で本当に良かった!」
神楽「宮路さん……」
宮路「神楽……」
二人は唇を重ねた
肌寒い風が二人に吹く
二人は抱き合い暖めあった
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