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宮路(仕方ないが無難だよな。他の神社だと変な神主に捕まるかもしれないし)
父「宮路、どこの神社に行くか決めたか?」
宮路「一応幸村の所に」
父「大学休みなんだから出雲大社まで行ってきたらどうだ?」
宮路「え?でも家の手伝いが」
父「今回は式の後継ぎの練習も兼ねてバイトを多めに雇って仕切ってもらうから気にするな」
宮路「姉さんが?」
父「あぁ、母さんばかりに任せてばかりじゃ一人前と言えないからな。お前も20になったら練習だからな」
宮路「父さんも20からやったの?」
父「いや18からだ」
宮路「なら俺も」
父「宮路、神楽ちゃんと楽しんでこい」
父は背骨を鳴らしながら準備に向かった
その日のうちに新幹線の予約をした
大晦日
家が慌ただしい
そんな朝に宮路と神楽は出雲大社に向かった
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