10人が本棚に入れています
本棚に追加
/160ページ
宮路「あの女の人は?」
神楽「ツクヨミです」
宮路「ガンみされてるんだけど…………俺なんかした?」
神楽「……嫉妬?」
宮路「男いないの?」
神楽「まぁ……神々は複雑な事情があるので」
宮路「なるほど」
タヂカラ「おまんさんが神楽の」
宮路「はい」
タヂカラ「一杯やろうや」
…………
…………
…………
宮路「おヴヴヴあ!」
天照「人間には無理でしたか」
アルコール度40越える酒を飲まされ続けた宮路はダウンした
父「もっとだ」
宮路「オヤジ化け物だ」
縁側
横になる
宮路「死ぬ……」
天照「……宮路」
宮路「はひ?」
天照「あの娘を、神楽をお願いします。あの娘は始めて幸せを見つけました。あの娘の幸せをあなたに託します」
宮路「なら1つお願いがある」
天照「なんだ?」
宮路「俺と神楽の寿命の差を縮めて欲しい」
天照「変わった願いだな」
宮路「俺は人間、いつ死ぬかわからない。俺が早く死んだとき長い間神楽を悲しませたくない」
天照「……わかった。でも100%とは言えない」
宮路「……」
天照「結婚を認める」
神楽「ありがとうございます」
宮路「神楽……」
神楽「……」
神楽は宮路の横に座った
膝枕をした
頭を撫でる
天照「神楽……あなたの幸せそうな顔始めてみた」
宮路「……」
神楽「宮路さん……」
最初のコメントを投稿しよう!