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宮路の刀は震えていた
神楽「宮路さん」
宮路「た、助けて……助けて……」
神楽は再び刀を抜いた
刃は宮路に向けられた
宮路「神楽…………どうして……まさか」
神楽「この……弱虫!」
天照「!」
神楽「バァカァァァァ!!」
スッッ……スル
刃は宮路の頬を少し斬った
血が垂れてくる
神楽「あたしだって……あたしだって……怖いです!あたしだって逃げたい!けど……逃げたらあなたを守れない!なのにどうしてあたしから離れたの!!あたしはあなただけは守りたいのに!!」
宮路「ごめん……」
神楽「バカァ!バカァ!宮路さんのバカァ!」
神楽が大声で泣く
宮路「……」
神楽は宮路を押し倒す
神楽「お願い!あたしから離れないで!あたしがあなたを守るから。あなたを守り抜くから!
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