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神楽「ちょっと散歩行ってきます」
宮路「俺もいく」
二人で歩く
玲「……」
式「大丈夫、きっと弟は振り向いてくれる」
式が玲の肩を叩いた
小高い山に登る
太陽が町を照らす
宮路「天照の仕事かな」
神楽「はい」
宮路「なんだろう、気持ちいいな」
神楽「宮路さん、あたし宮路さん好きです」
宮路「いきなりどうしたの?」
神楽「今まであんな風に興奮したことなかった。自分にあんな感情があるって始めて知りました。今まで何度も裸で愛し合いましたけど自分からあれほどいったことはなかった。宮路さんの事……愛してます」
神楽を見つめる
宮路「神楽……目を見せて」
神楽の目を見つめる
清らかな瞳
ずっと見つめた
神楽も宮路の瞳を見つめる
そしてそっと抱き締めた
宮路「ありがとう神楽」
神楽「え?」
宮路「神楽のおかげだよ。神楽が来てくれたから……」
神楽「宮路さん……」
……
……
宮路「さぁ帰ろう」
家に帰り朝食を食べる
父「そうだ、宮路そろそろお前の車準備しないとな」
宮路「ん?とくにこだわりないからオヤジ使ってる軽トラでいいよ」
父「ダメだ、寄り合いで使うから。カタログ何個かあるから候補さがせ」
宮路「え~ちなみに母さんは何のってたの?」
母「……ふふふ」
宮路「なにその笑み!?」
父「これ」
宮路「what!!??」
母「T88タービン仕様よ」
宮路「何してたの!?」
母「ドリフトですけど?」
宮路「ちょっと幸村にも相談してみよっと」
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