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あっ、咲良絢音。
よく、こいつに挨拶しようなんて思ったな…
「……」
「……」
ってなるの分かるだろ。
何でか知らないけど、彼女は毎日こいつに挨拶するんだよね。
あぁ、そんなに笑顔を振りまいて…流石は姫様、絢音様。
……えっ!何で私には話し掛けたかって?
………鋭いご指摘を。
正直私にも分からない。
彼とは、入学してから初めて会った。……たぶん。
まあ、本当に本当に正直に言えば、何処かで会ったことのあるような気もしなくはない。
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