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中学生になり、少しは色々なことに慣れた。
時が経ち、記憶がだんだんと薄れていくのが分かる。
一緒に何処に行った?
一緒に何を食べた?
一緒に何をした?
忘れたくないはずなのに、消えていく。
忘れたいのに、頭の奥に深く刻み込まれて消えてくれない。
矛盾
私にぴったりな言葉。
しかしこのまま、引きずるわけにもいかなかった私は、中二の夏休みに今まで行けなかったある場所へと向かった。
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