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放課後の教室。
部活関連で教室にはまだ十数人人が残っている。
その中に俺と川合、そして向田さんもいた。
俊「あれ、帰らないの？」
莉「うん。 部活見よっかなーって。」
俊「何部入るの？」
莉「演劇か吹奏楽かな…。 俊樹くんたちと違って文化系。」
俊「なら吹奏楽がいいかな。この学校の演劇部はあんまり栄えてないし評判も良くないからね。」
莉「そうなんだ。 じゃあ今日吹奏楽に仮入部行ってみる！」
俊「マネージャーまだ間に合うよ笑」
莉「だから無理！笑」
俊「そっかー。 まあしょうがないか。 あ、昼飯は？」
莉「あるよ。 お弁当もってきた。」
俊「一緒に食べよーぜ。 ちょっと購買で買ってくるから待ってて。」
莉「わかった！」
俊「川合行こうぜー。」
…
川「お前コミュニケーション能力すごいな笑」
俊「そう？ 人見知りしないんだよね。」
川「それが羨ましい笑 … お、真司！」
俊「よ。」
真「おう。 今日田渕先輩来るってよ。」
田渕は、バスケ部の2こ上の先輩。
卒業したが、OBとして今日参加するらしい。
俊「なんで仮入部の時にくるんだ笑」
川「変わってないな笑」
真「あ、飯食おうぜ。」
俊「すまん、転校生の子と約束しちゃった。」
真「もう目つけたの？笑」
俊「佐絵とか沙也加と同じ感情だけどな笑 面白い子でさ笑」
真「まあほどほどにしろよ笑」
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