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男子のグループが動き出した。
「これなーんだ？笑」
莉「あっ！ノート！笑」
笑って答えているのは強がりだろう。
だが、笑って答えるから加害者は加減を知らなくなり、調子に乗る。
「ここにあったよー。」
ゴミ箱を指差しながら言う。
さすがに向田さんもこれには答えたようだ。
莉「返して！」
「もとあったとこに戻しておくよー笑」
ﾊﾞｻｯ
ノートをゴミ箱に投げ入れた。
ハハハハッ
と、男子4人の笑い声が響く。
「伝えにいかなきゃっ…！」
さっきの女の子も事に反応し、行動した。
…
俊「敬祐、噂されてたぞ。」
敬「ないない。 それよりこっち来てよかったの？」
俊「まあいいんじゃね？笑 ちょっとトイレってくる。」
俺は2組のクラスを出た。
そしてトイレに行き、帰ってくるとき、2組のクラス前で例の女の子に話しかけられた。
"始まった"と。
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