2年のあの頃

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… 莉「だから俊樹くんには感謝してるんです…!」 敬「てことは転校生って」 俊「この子だ。」 敬「初見が泣き顔かい笑」 莉「やめてください…笑」 敬「誤解してすまなかったな。 じゃあ俺はこれで。」 「鈴木くーん!」 俊「人気あんなー笑」 敬「やめろ笑」 敬祐は照れを隠すように走ってクラスを出ていった。 莉「びっくりした…」 俊「学校のアイドルみたいなやつだからね。 あいつと歩いてると泣きたくなる笑」 莉「ははっ笑」 俊「笑うなよ!笑」 やっと笑顔が戻った。 敬祐パワーなのかな? とりあえずひと安心だ。 俊「俺さ、昼休みとか2組でなかいいやつらといるんだけど、よかったらこっちこない?」 莉「ありがと。 でも悪いから。」 俊「いや、歓迎するよ! 他のやつらもいい人しかいないし。」 莉「でも…」 俊「まあ強制はしないけどね。 変なグループじゃあないよ笑」 莉「わかってるよ笑」 その日の会話はそこで終わった。 その後の授業は、泣いたからか頭いたいということで向田さんは早退をした。 後ろめたかったのもあるのだと思うと、すごく悲しくなった。 明日、くるかな…。
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