2年のあの頃

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今日は体育のある日で、一番楽な時間割だ。 それに加えて部活が休みらしい。 楽すぎる1日だ。 午前の授業を難なくこなして、昼休みを過ごしている。 今日は川合も学校に来ているが、昨日休んだ罰として今日も2組にきて昼食をとっている。 優「思ったより面白い子だったよ。」 俊「だろ?笑」 沙「連れてきてよー。」 俊「誘ったんだけど、どうなんだろって感じの答えだった。」 英「どんな子なの?」 俊「おお英哉。久しぶりの登場だな。」 英「風邪で学校休んでるっていう注釈いれてくれなかったからな。 作者のこと恨んでるよ。」 英哉、ごめん。 俊「待ってて。 敬祐、ちょっと来て。」 敬「なんだ?」 俺は敬祐を連れて廊下に出た。 俊「お前から誘ってみてくれない?笑」 敬「は?笑 なぜに?笑」 俊「古典の教科書返してもらってなくて今日の古典非常に不便だったんだけどな。」 敬「…すまん笑」 俊「行くよな?笑」 敬「別に脅さなくてもやるよ笑」 誘うように頼み、敬祐を廊下に残したまま、俺は1組に入って向田さんを呼んできた。 俊「向田さーん。 敬祐が話あるって。」 莉「敬祐?」 俊「鈴木くん笑」 莉「ええっ!?」 「鈴木くんから話… いいなぁ!」 「莉野ちゃんずるいっ!!」 俊「まあ廊下来て。」 莉「う、うん…。」
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