2年のあの頃

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歩きながらの自己紹介だった。 そんなわけで今は教室前。 1年の時の担任から電話でクラスだけは聞いていた。 ―2年1組 教室からは死角のこの場所。 入るのが若干気まずい。 担任もわからなければクラスメイトもわからない。 正直クラス同じだった人とバスケ部の人といつも一緒にいるメンバー意外は深く関わったことのある人は少ない。 知らない人と同じになることが多いのは当たり前。 なのに遅刻なんかするから…笑 … 意を決してクラスに入った。 ガラガラッ … 教室の視線が集まる。 視聴率は100%。 緊張は70%。 先「あ、桜井くんだね。」 俊「あ、はい。 すみません。」 先「大丈夫。 今皆で自己紹介してたとこ。」 ?「桜井! お前ここ!」 そう言って机を2回叩く男子。バスケ部のやつだ。 俊「おお川合! 隣?」 川「そう! 」 俊「うっわぁ最悪2年積んだわ。」 皆「笑」 先「いいから座って笑 遅刻したんだからね笑」 俊「はい笑」 とりあえずバスケ部の知り合いがいた。 他知り合いと呼べる人はいなそうだ。 とりあえず最初の掴みは大丈夫そうだったからよかったけど笑
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