春の思い出

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「にゃーぁん(ワシに任せろ)」 グイッ  ポヨン 「うわぁっ」 「きゃっ」  頭を撫でている賢治の手をかわし、その手を両前足でメスへと押し付けた。   「ごごご、ごめん!!」 「だ、大丈夫、うん。それに………ん…だから」 「えっ?なに?」 「う、ううん、何でもないよぉ?えへへ。あっ、ちょっとジュース取ってこよぉーっと」  メスはわずかに頬を赤く染めて、ワシを縁側へと下ろし人の輪へと戻っていった。 「タマおいでー」 「フニャ(なんだ?)」  伝わらないが一応返事をして賢治へと近付く。そして抱き上げられた。…怒られるのか? 「タマ…」  ちょっとやりすぎたのかもしれない。だがワシは賢治があのメスの乳が好きだと思って─── 「グッジョブwwうはっwwめっさおっぱいポヨヨンでございましたよぉwwただ残念なのは手の甲だったことだwwくやしいのぅww」 良かった、怒られなかったか…。 「またチャンスがあったらよろしくなww」 「にゃ(承知)」
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