第一章 大きな野望

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「いってぇ!」 少し鈍めの音と一緒に青髪の声が混ざりさらに痛そうに見えたえらそうにしたのが悪いと、心の中で思っておこう 「俺はカイっていうんだけど君は何て名前?」 優しく声をかけてくれる、この人はなんとなく好きだし話しやすいからすらすらと受け答えをする 「わたしはミユだよ♪よろしくねカイ君」 苗字はスウシスいっちゃダメって言ってたので言わない、約束はちゃんと守るもん私えらいよね 「いい名前だね、こいつはソウマ生意気だけどいいやつだから悪く思わないでね」 礼儀正しく優しい彼はゆっくりとこちらに歩み寄ってきて手を差し伸べる 「よろしくミユ、これからは友達だよ」 この手を取った日から私の日常は変わっていった・・・
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