第一章 大きな野望

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どうしてこんなにそわそわしなければならないのだろうか、ただ遊びに出かけて帰りが遅いだけなのに… 食事を終えた後少女が遊びに出てくるといってそれっきりなのだ、簡単に行かせてしまった私が馬鹿だったのだがそこまで行動を縛りたくないというのもあった。 しぶしぶ腰を上げ店から出ることにする。 彼女が行きそうな場所なんて見当がつかない、わんぱくで元気な女の子なのだからどこに歩いて行ってもおかしくはない。 少しため息を吐きながら、しらみつぶしのように聞いて回るしかないという現実をたたきつけられ少し憂鬱な状態の彼であった……
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