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しばらくすると、タマゴサンドやとサラダとストロベリー
アイスが出てきた。
「いただきます!!」
手を合わせてからサンドウィッチを口に運ぶ。
まだ半熟なのにフワッと広がりとろける食感が適度な
甘めと絶妙にマッチしてて物凄く美味しい。
サラダやウィンナー等もホォークでつついていると、
クスッと聞こえて顔を上げた。
「どうしたの?」
一樹は口許を押さえて笑っていた。
「あんまりにも美味しそうに食べていらっしゃるからつい……」
それにしては笑いすぎだ。
「ほら、卵がついてますよ」
頬についた卵を指で掬い取り自身の口に運んだ。
その行為が恥ずかしくて、子供扱いするのをあんなに
止めてと言っているのに私の日本語通じてる……?
「子供扱いしてない?」
「してませんよ?ただ、そんなに美味しそうに食べられる
姿を可愛いと思っているのは事実です」
私は可愛いと言われる事にまだ慣れていない。
「ば、バカじゃないの?
私みたいのが可愛かったら世界の9割りは可愛いわよ!?」
強気に言っているが、顔は真っ赤だ。
「なら、そうなんでしょう。」
なのに、貴方がそうやって笑うから私は調子が狂う。
むっと言葉をつまらせると、優しく頭を撫でてくれる。
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