15人が本棚に入れています
本棚に追加
「アロマスティックケーキのローズマリー2つ」
と。同時に隣から
【アロマスティックケーキのローズマリー二本下さい】
俺の注文に重なる感じで隣の女が注文してる。
彼女は俺と同じ位の年齢だと思う。
若い女の子も店内に居たんだな…と今更驚く。
店内の入口は2つ在って
俺は、マーブルホールと書かれたおそらく西側玄関から。
彼女はsugarホールと書かれた、こちらは多分東側の玄関から入店したらしく、行列は玄関ごとに別れていて、右からの行列と左からの行列が
ガラスケースの前でそれぞれ順番が来たら注文する仕組みになっている。
しかもほかのお客の邪魔にならないように行列は高いパテーションで囲われているので俺からはsugarホールの行列にどんな人が並んでるのかがこの時までわからなかった。
俺と同じケーキを頼んだ人を気が付かれないようにとりあえずガン見してみる。
俺の判断で
星五つ。
小さめの身長にストレートの髪の毛が肩の辺りでサラサラ揺れそうだ。俺も好きなNo.nineのジャケットを着ていて、紫と赤の濃いめの花柄の膝丈のスカートを履いてる。
鞄は…スゲェな。DIEZLの今年モデルじゃん。
この子センスいいな!
横顔だけど、全体的に小動物系。尖った小さい鼻に二重が甘すぎず。可愛い様な美人の様な。どっちにしても星五つ!!
光一。この子ナンパ出来たら
本当に六万円は払わなくていいですか!!。
って。俺、舞い上がり過ぎて自分のダサさ忘れてました。
最初のコメントを投稿しよう!