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水晶丸「男が生まれてこなかったため父上には世継ぎができなかった。それ故、私を男として跡を継がせるため育てたのだ。私は宮野家の跡取りとして戦に出、城を守ってきた。」
将司「でも結局、継いだの?跡を継ぐために男として生きてたなら一生結婚もできずに跡を継いでくれる子供も生まれなかったぞ?そしたら俺たちも存在しないぞ」
水晶丸「ああ、父上も母上もそれでは何の解決になっておらぬと気づき私の婿を迎え、その者と一緒に城を継いだのだ。子が生まれ、私の跡を継いでくれた」
将司「じゃあ女に戻ったんだな?」
水晶丸「ああ」
琴音「そっかー、じゃあ水晶丸は子供を産んだことあるんだね」
水晶丸「そういうことになるな」
将司「じゃなかったら俺らは生まれてなかったぞw」
琴音「そうだねw」
水晶丸「まさか子孫であるお主たちと会うことになるとはな」
将司&琴音「ごもっともww」
将司「そういえば現代だと『水晶丸』なんて名前はおかしいな」
水晶丸「?」
琴音「確かにねw」
将司「じゃあ元服するみたいに名前を変えようか?」
水晶丸「私は女だぞ?」
将司「まぁ、そう言うなよ!現代で暮らすことになるんだからさ」
琴音「変な名前つけないでよお兄ちゃん」
将司「うるさい!う~ん…そうだなぁ~…「水晶丸」…の「水」を入れようか」
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