プロローグ

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すると水晶丸は後ろから3人の敵に捕らえられた 「くっ…」 捕らえられ身動きができない水晶丸に水乃を抱えている敵は不気味な笑みを浮かべた 「ふっ、これで邪魔者はいなくなった!さて、宮野城を滅ぶとしようかの」 「やめろ!私の城に手を出すな!!」 水晶丸は必死に声を上げた 「ほぅ?身動きもできぬお主に何ができる?」 「何もできぬ…されど水乃を逃がして我が宮野城には手を出さぬようであれば私の首を授けよう」 「兄上!何を!?」 水晶丸の言葉に水乃は叫んだ すると水晶丸はフッと鼻を鳴らした 「すまぬ水乃、私はお主と我が城だけを守りたい!己の命が失ってでも…」 「ふん、そこまでいうなら…覚悟せよ水晶丸!」 敵は水晶丸に長い剣を振り回し水晶丸は目をギュッと閉じた その時…
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