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いけない
アカデミーに忘れ物しちゃった。
テンテンは教室まで来た。誰かが教室にいる…。
そっと私は扉の窓から中を覗いてみた。
「‼」
ネジがいた。
ネジと一人の女の子が…
逆光で顔がはっきりと見えないけど多分綺麗な女の子
「誰だろう？…!!」
いつも笑わないネジ。
そのネジが笑った。
ネジの目が愛しい者を見る目で…
私は走って帰った。忘れ物も取らずに…。
名前も知らないあの女の子は、私の嫉妬心に火をつけるのは簡単だった。
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