第1章 康志の見たもの

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早速、家にいる、父さんと兄貴に知らせようと小走りで走った。 家に着いて、早速、父さんと兄貴をリビングに呼んだ。 父さんは、「なんだ。」と一言いい、兄貴は、「なんかビックニュースでもあるのか。」と寝ぼけながら言った。 ―俺は話しをした。 「ちょうど、約2ヶ月ぐらい前に約束したこと覚えてるか?母さんを見つけ出すこと。」と言ったら、父さんと兄貴は息を揃えて、「そのことか。」と言った。 俺は、話しを続けた。 「そう。やっと、母さんを見つけ出すことができたんだよ。」と言ったら、また、息を揃えて、「えっっー。」と言った後も、父さんがビックリした表情で、「本当か。」と聞いてきた。 続きを俺は、話した。 「ああ。だから、母さんと約束した。明日、10時に蒼鳥公園に来るようにって。だから、明日、10時に母さんを蒼鳥公園に迎えに行ってくるから、話したい事、考えとけ。この俺様に感謝しやがれ。」 俺は、この時がちょうど夏休みで感謝している。 父さんは、「ああ。分かった。」と返事をしてくれ、兄貴は、「ああ。探してくれてありがとう。」と返事をくれた。 ―そして、次の日。 俺は、父さんたちに、「行ってくるな」と声をかけて、蒼鳥公園に向かった。蒼鳥公園に着くと、母さんの後ろ姿が見えた。
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