【桜が散る刻】

6/10
前へ
/12ページ
次へ
   そういえば、『地の龍』の神戌が仰ってましたね。 「昴琉君の望みは僕にしか叶えられない」と。  僕は北兎ちゃんを殺し、貴方を裏切り、傷付けた。  だから多分、僕みたいな人間を愛してくれているはずはない。  だからきっと昴琉君の望みは僕を殺す事でしょう。
/12ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加