最後の一年間

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 食べながら雑談をすることに。 「ここのコーヒーおいしいね」と唯ちゃんがうれしそうに微笑んだ。花穂から小声で『かわいい』と言った言葉は聴かなかったことにしよう。 「うん。学校に近いし、いいよね」私たちの笑い声が店内に響いた。  「今度、みんなで遊びに行きたいね」と春ちゃんは楽しそうにそういった。みんなうなずいた。 「いいね、今度の日曜日遊ばない?」私がそう提案するとさらに話しは盛り上がった。 「特別に用事もないし、私はかまわないよ」春ちゃんはうなずいてそう言った。花穂も唯ちゃんもうなずいた。  今週の日曜日に急きょみんなで遊ぶことに。昼からで近くの公園でバトミントンをすることに。 「家にあるやつでいい?」私は春ちゃんに質問した。 「うん。ある人は持ってきてね」時間を見るともう電車が来る時間だ。 「「またね」」そういって私たちは別れた。花穂と私は楽しく家まで一緒に帰った。
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