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寝室の隣の部屋に布団を敷いて、彼に
「ゆっくり休んで」
と、声を掛け私自身も、今は何も考えない様にして眠りに就いた。
微睡みの中、気だるい体を起こして、朝食を二人分用意して食事を済ませると、まだ寝ているであろう彼に、家に居て良いからと、置き手紙を書いて、テーブルに置き家を後にした。
今も信じられない夢の様な出来事に、頭が回らないけれど、帰宅してまだ居るようなら、話を聞いて今後の事を考えよう。
大変な事になったなぁと、その時は、とても憂鬱な気持ちでしかなかった。
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