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「おうおうおう、頑張ってるかおめぇ達」
囲んで座っていた僕達の真ん中に突如、人が現れた。
「だ、誰だ!?」
警戒するシェリヤ。
一方ミールは……。
「て、テレポート……初めて見た……」
「感心してる場合じゃないよね!?」
いつも通り、頭がファンタジーにトリップしていた。
「まぁまぁまぁ。そう警戒――「おらぁぁぁ!」――すんなっつっても無駄か。“守護の盾(プロテクト・シールド)”」
謎の人物がそう言った瞬間、殴りかかろうとしたシェリヤが動きを止めた。
「……防御魔法か」
「へぇ。分かるんだな」
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