猛特訓!~エルフの森の少し前の話~

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「おうおうおう、頑張ってるかおめぇ達」 囲んで座っていた僕達の真ん中に突如、人が現れた。 「だ、誰だ!?」 警戒するシェリヤ。 一方ミールは……。 「て、テレポート……初めて見た……」 「感心してる場合じゃないよね!?」 いつも通り、頭がファンタジーにトリップしていた。 「まぁまぁまぁ。そう警戒――「おらぁぁぁ!」――すんなっつっても無駄か。“守護の盾(プロテクト・シールド)”」 謎の人物がそう言った瞬間、殴りかかろうとしたシェリヤが動きを止めた。 「……防御魔法か」 「へぇ。分かるんだな」
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